Hack For Japan京都会場の回想録 #hack4jp


Hack For Japanとは?(公式サイトからの引用)


“Hack For Japan とは”

東日本大震災後、たくさんの企業や個人によって救助や情報収集のためになるアプリケーションやサイト、サービスが作られてきました。Google 災害情報ページ(Crisis Response page) や sinsai.info 、Yahoo! JAPAN – 地震・津波災害に関する情報などです。また、そうしたサービスの開発には携わってはいないものの、何か役に立ちたいーそんなデベロッパーの皆さんの声も頂いてきました。そこで、デベロッパーが結集して、デベロッパー以外の方からもアイディアや要望を頂きつつ、様々な取り組みについて情報交換しながら、より役に立つ災害情報サイト/サービスを提供するための場を提供したいと思います。

既に色々な方や企業/団体が様々なサービスを提供していますが、その中には重複した作業や、お互いに協力できるものも数多くあります。私たちはこの活動を通じて情報共有などを行うことで、不必要な重複の回避や開発の効率化、さらには1人では考えつきもしなかったものが開発出来るのではないかと考えています。

Hack For Japan では、一日のハッカソンで終わることなく、継続的に良い物を作るべくハックし続けていきたいと考えています。まずは、スターティングポイントとして、3 月 19-21 日に、アイディアソン/ハッカソンを開催しました。


Twitterや一部の記事で勘違いされていますが、Hack For JapanはGoogleだけのイベントではありません!

まずは、このイベントの中心人物であるGoogleのたくやさんとふみさんのツイートの回想録をご覧下さい。途中に出てくる@dddaisukeというのは私のことで、金曜日のAM2:10に手伝って欲しい旨のメールを受信しました。グッスリ寝ていた私は、朝メールを確認してからすぐに「100人ほど入れる会場が手配できるかもしれないので、必要なら連絡して欲しい」旨のメールを返信しました。

今、メールを見返してたらこの後の2日間で100通のメールが飛び交ってました。今考えれば、ほとんどチャット状態でメールのやり取りをしており、宛先なんかも殆ど書かれていませんでした。たくやさんご自身のブログで書かれていた内容をそのまま実践したような感じでした。

これだけの速度で物事が進むのには非常に驚きました。正直、こんな感じで開発を進められれば速いなと思いました。Googleの仕事の進め方を垣間見た気がします。

メールをやり取りしていく間に『とにかく早く、需要のあるものを供給する。そして、ここを出発点にHack For Japanを推し進めて行く』という意識がハッキリと見えてきました。Googleが良く言っている、GooglyなLaunch & Iterateを地で行く進め方だなと感じました。
(ローンチ&イテレート:さっさと出して、利用者の意見をくみ取り、すごい勢いで改善していくという意味で使われている)

多分、外部の人から見ると身内盛り上がりに見えたと思いますが、3連休前の金曜に連絡を受けて、そこから人を集めるというのは私にはほとんど不可能に見えました。私も関西ではかなりの回数イベントを仕切って来た経験がありますが、今回はものすごく無謀に見えました。

同じイベントを開催するのに1ヶ月の猶予があれば100人でも200人でも集められますが、3連休直前の金曜に連絡を入れてもみんな家族サービスなど予定を入れてしまっているのは目に見えていました。逆に言うと、それぐらい関西はまったくダメージが無かったという事です。あとTwitterなどで、被災してない人は不謹慎だと言わずに、日本経済のためにいつも通りに消費活動しよう!という意見があり、関西ではなるべく普通にしていようとする動きが強かったです。

3連休を無駄にはできないというたくやさんの感情も理解できるので、とにかく関西のエンジニアやデザイナー1000名程にメールを出しましたが、土曜日の夜の時点で数えるほどしか参加者がいませんでした。そこから、親しい人には電話やTwitterを使ってとにかく会場に来て欲しいと伝えました。私が知っているエンジニア・デザイナーの数というのにも限りがあるので、イベント終了後にHack For JapanのHackathonの事を知った人も多いと思います。

準備のため、寝不足な状態でしたが、なんとか開場にこぎつけました。

これが、朝9時半ぐらいの会場の様子です。夜中に申し込み件数が増えて50件程度申し込みがあったにも関わらず、会場はガランとしていました。orz
正直、「やっぱり無理があったなぁ」と思いました。

しかし、嬉しい事に時間が経過すると共に、噂を聞きつけどんどん人が増えて行きました。そして、開発チームだけではなく、アイディア出しのチームも大活躍!アイディア出しのチームは阪神大震災で実際に被災した人や東京から避難してきた外人が参加するなど、非常にユニークなチームとなりました。お昼を過ぎるぐらいには、会場内を歩くのが大変なぐらい人が増え、この頃ようやくイベントをやって良かったなと思ってきました。残念ながら私は、雑誌の原稿の〆切が危なかったので開発には参加できませんでしたが、人をつなぐ事はできました。

右手前ははてなの近藤社長で、奥中央はさくらインターネットの田中社長と、こんなスゴイ人達も実際に手を動かしてコードを書いてくれました。

そして、NHKの取材も入りました。今週日曜日のコネクトという番組で放送されるという理解であってるかな?(ちょっと詳細を聞くのを忘れてました)

今回、学習した事の一つに『一人でできることは限られている』という事でした。私もそこそこコードが書けるソフトウェアエンジニアとして、一人での開発がもっとも生産性が高いと考えてきました。おそらく、それは正解なんだけど、人間、頭は1つ、手は2本しかないんですよね。今回のイベントを通じて、多くの人に動いてもらえれば生産性の低さを数でカバーできるというのをこの目で見ることができました。そして、そのアプローチは必ずしも悪いことじゃ無いという事も分かりました。

そういう意味では、自分でサービスを開発するだけじゃなく、このようなイベントをコントロールするのも重要だなと感じました。

今回のイベントを開催するにあたり、多くの人に色んな無理をお願いしました。そして沢山の人に集まって頂き、貴重な連休を潰してまで会場に駆けつけて頂いた方々には感謝しても感謝しきれません。災害復興には何年という時間がかかります。そして、その何年という間に必要とされるサービスは変化していきます。ぜひ、Hack For Japanが息の長い活動になればと考えています。そして、それを実現するために、一人一人が1日でも長くHack For Japanを記憶の片隅に置いて、個々人が負担にならない範囲で少しづつ手を動かして頂ければと思います。

全部は拾えてませんが、検索で出てきたブログなど。

http://googledevjp.blogspot.com/2011/03/hack-for-japan.html

http://japan.cnet.com/sp/eq2011/35000745/

http://japan.gamespot.com/sp/eq2011/35000745/

http://kayosystem.blogspot.com/2011/03/hack-for-japan.html

http://d.hatena.ne.jp/moririring/20110328/1301328379

http://research.sakura.ad.jp/2011/03/23/hack4jp/

http://d.hatena.ne.jp/yositosi/20110322

http://d.hatena.ne.jp/hatenapr/20110323/1300874102

http://xn--tpt493a.jp/2011/03/29/hack-for-japan-kyoto/

http://anond.hatelabo.jp/20110327203445

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