Tomcatのウェブサーバが、Apache httpdよりも高速に動作するという事実

Tomcatのウェブサーバは、Apache httpdよりも高速に動作する。

これは、オライリーから発売されているTomcatハンドブック 第2版(Tomcat 6.0対応)に明記されているので、詳しく知りたい人はぜひ購入するとよいです。この本では、Tomcatの性能を著者自身が計測した実データをもとに執筆されているため、非常に説得力のある1冊となっており、Tomcatを使っている人にとっては必読の一冊だと思います。ベンチマークの手順や対象としたハード(複数)、転送したファイルのサイズ(複数)などがグラフ付きで詳細に記載されており、Apacheは実機上でコンパイルオプションを変更してworker MPM(おそらくLinux Apacheで最速)やprefork MPMなどでデータ取りをしています。

著者が計測したデータによると、Linuxにおける静的コンテンツの処理でTomcatの方がApache httpd(単体)よりも少なくとも23パーセント高速だったそうです。もちろん、ウェブサーバの選択には利用者の要求と運用者/設定者の経験・能力によって決定されるので、どんなシーンでもTomcatを選択すべきだとは言いません。

この本の執筆者もTomcatの短所として以下のような項目を挙げています。

  • Tomcatには、Apache httpdほど豊富な支援ソフトウェアが存在していない
  • Tomcatを熟知している人材は、Apache httpdを熟知している人材よりも少ない
  • Tomcatが提供している機能は、Apache httpdが提供している機能よりも少ない
  • Tomcatは、Apache httpdと比較して起動/停止時間が長い

このポストで多少なりTomcatの実力を知ってもらう機会になればと思います。

#昨日、ツイートした内容で知らない人が多いみたいだったので、ブログのエントリーにしました。お昼休みに書いたので短いですが、興味のある方はぜひ本を購入してみて下さい。

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「Tomcatのウェブサーバが、Apache httpdよりも高速に動作するという事実」への2件のフィードバック

  1. 静的コンテンツであればthttpdなどもパフォーマンス高いですよ。
    でもやっぱり慣れとかその辺もふくめちゃうとapacheにどうしても頼っちゃうんですよね。
    昔カーネル上で動作する高速httpdのkhttpdなんてのもあったらしいですけど・・・

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