エンジニアなら絶対使いたいgsutil(Google Cloud Storage)

Google Cloud StorageはGoogleが提供するストレージサービスですが、gsutilsと呼ばれる便利なコマンドが提供されています。gsutilを使うとGoogle Cloud Storageをコンソールから簡単に扱えるようになります。

どれぐらい簡単かと言うとこんな感じ。

$ gsutil cp *.txt gs://my_bucket

$ gsutil cp gs://my_bucket/*.txt .

もちろんmvやrmといったコマンドも完備。さらに-Rオプションでrecursiveにコマンドを実行できます。

さらに!Google Cloud Storage <-> Amazon S3間のデータコピーもコマンド一発です。

$ gsutil cp s3://my_bucket/*.txt gs://my_bucket

$ gsutil cp gs://my_bucket/*.txt s3://my_bucket

Mac/Linuxの場合

gsutil.tar.gzをダウンロードします。

ファイルを展開します。

$ tar xfz gsutil.tar.gz -C /usr/local/share

パスを通します。

export PATH=${PATH}:$HOME/gsutil

パスが正しく通っているか確認します。以下のコマンドでバージョン番号が表示されればokです

$ gsutil version

gsutilを最新バージョンにアップデートします。

gsutil update

 

Windowsの場合

Windowsの場合はこちらをご確認ください。

 

Google Cloud Storageのセットアップ

Google Cloud Storageのセットアップの方法はこちらから

 

gsutilの設定

Google Cloud Storageのセットアップができたら、gsutilの設定をします。

$ gsutil config

以下のようなURLが表示されるので、ブラウザでアクセスします。

gsutil1-1

アクセスを許可すると、アクセスキーが表示されるので、それをコンソールにコピーします。

gsutil2

次にproject-idの入力が求められますが、Google Cloud Consoleから先ほど作ったプロジェクトのproject-idを確認することができます。入力が終わればセットアップ完了です。

 

gsutilの使い方

以下のようにファイルを簡単にアップロードやダウンロードできます。

$ gsutil cp *.txt gs://my_bucket

$ gsutil cp gs://my_bucket/*.txt .

もちろんrecursiveにコマンドを実行することもできます。

$ gsutil cp -R * gs://example/

さらにはGoogle Cloud Storage <-> Amazon S3間のデータコピーもコマンド一発です。

$ gsutil cp s3://my_bucket/*.txt gs://my_bucket

$ gsutil cp gs://my_bucket/*.txt s3://my_bucket

ヘルプコマンドかドキュメントでコマンドの一覧を確認することができます。

$ gsutil help

gsutil3

lsやmv、rmなど見慣れたコマンドが並んでいます。つまり普段ターミナルを使っているエンジニアであれば、Google Cloud Storageはローカルストレージと同等に使うことができます。

Google Cloud Storageの使い方

Google Cloud Storageの公式ページの右上にある[Try it now]ボタンから開始できます。

Googleのクラウドサービスはプロジェクト単位で利用金額などを分ける事ができるので、最初にProject nameとProject IDを設定する必要があります。Project nameは管理しやすいように好きに付けます。Project IDは入力しなければならないシーンがほとんど無いのと、必要であれば管理画面で調べる事ができるので、そのままでほとんど問題がありません。単にCloud Storageを使いたいのであれば、そのまま[Create]ボタンをクリックすると良いです。

storage1

Google Cloud Consoleが使えるようになったら、その中からCloud Storageを選択します。

storage2

[Enable Billing]をクリックします。Googleのクラウドサービスを使うにはカード情報の入力が必要になります。

storage6

カード情報の入力が完了したら、左上のボタンが[NEW BUCKET]に変わるので、これを押し、バケットを作成します。

storage4

バケットはストレージの単位(1つのHDDのようなもの)です。バケット名はグローバルに(他の利用者も含め)一意である必要があるので、自分の名前やサービス名をなるべく短くなるように設定すると良いです。

storage5

これで、Google Cloud Storageを使う準備ができました。バケット名を選択するとフォルダの作成やファイルのアップロードができます。

Google Driveに比べると以下のような特徴があります。

  • フォルダの概念が強く、階層化しやすく分かりやすい
  • 巨大なファイルを扱える(Google I/Oでは5ペタバイトのデータをアップロードした実例が紹介された)
  • 細かいアクセス制限ができる
  • バージョン管理ができる
  • 他人の変更の通知を受ける事ができる
  • 必要であればストレージをGoogleに送付して丸ごとインポートしてもらえるプランがある
  • Google App EngineやGoogle Compute Engine、BigQueryなどのGoogleのクラウドサービスのデータソースとして簡単に扱える

54時間でスタートアップを始めるStartup Weekendが世界同時にスタート!

今週末と来週末に週末でスタートアップを始めるための、Startup Weekendが開催される。

プランナー、デザイナー、エンジニアが集まりたった3日間でプロダクトのアイディアを練り、プロトタイプを構築します。ハッカソンと違うのは、そのプロダクトをどのように多くの人に知ってもらい、使ってもらうか?どのようにマネタイズしていくのか?といった実際にビジネスとして走らせて行くためのアイディアも考えます。

スタートアップに興味がある人にとっては、同じくスタートアップに関心かある人との貴重な出会いの場になります。また、Startup Weekendは起業家育成プログラムとしては非常に良くできており、京都会場では第1回からジャッジをお願いしているはてなの近藤社長などは、1回目のジャッジの時に初めて会った人達がクオリティの高いプロダクトを生み出しているのを見て、そのプログラムの全容を体験したいということで2回目には初日から参加してくれました。(jkondoのはてなブログ:まさに起業のプロセスを体験できるStartup Weekendの優れたフォーマット

事実、複数回参加している人のビジネスアイディアは確実にクオリティが上がっており、最初は地味なアイディアしか出せなかった人達が資金調達に成功していっています。

このStartup Weekendはスタートアップが盛んなシリコンバレーでも、非常にクレイジーなイベントだと言われており、参加者が$100ほどのお金を払って3日間苦労してプロダクトを作って最終日にジャッジにボロカスに言われるイベントは類を見ないとの事です。

ただ、スタートアップに興味があるのであれば、お金を払ってでも参加したいというモチベーションの高い人と出会えるというのは、一生の財産になります。

そして今回の全世界一斉開催する裏には、Startup Global Battleという上位イベントが控えています。世界中のStartup Weekendのイベント会場で優勝したチームにはStartup Global Battleという上位イベントへの参加権が与えられます。Startup Global Battleの優勝チーム(今回は2週なので2チーム)には、起業に役立つ以下の商品が授与されます。

  • Global Entrepreneurship Congressが開催されるリオデジャネイロへの旅費(スポンサー:Global Entrepreneurship Week)
  • Googleplexでシリコンバレーの投資家との面談(スポンサー:Startup Weekend & Google)
  • $5,000の起業PRパッケージ(スポンサー:Geben Communication)
  • $5,000のデザインサービス(スポンサー:Btrax)
  • $5,000の法務サポート(スポンサー:Cooley LLP)
  • $20,000のGoogleクラウドサービス(スポンサー:Google)

私も初めて日本から出場したチームのメンバーでしたが、世界中の面白いビジネスアイディアとバトルできるというのは非常に興奮する体験でしたし、世界中から注目を浴びます。我々のチームは残念ながらブラジルに敗退しましたが、非常に面白いアイディアだからStartup Chili(世界中の有望なスタートアップチームを支援するインキュベーションプログラム)に来る気は無いかと誘われたりしました。その時は自分で会社をやっていたので行けませんでしたが、名実共に世界中から注目を浴びるのは間違いありません。

過去のイベントでは、ローカルで優勝をして1ヶ月の間に有名投資家達から100万ドルを、その半年後には1,420万ドルの計1,520万ドルの資金調達に成功したチームなどもあります。

すべての参加者がこのような華々しい評価を受ける訳ではありませんが、酒を飲んでネットサーフィンをしてダラっと過ごしがちな週末をたった1回だけ捨ててStartup Weekendに参加してみませんか?必ず費用以上の価値があると思います。

ちなみに参加費は食費込みです。初日の夜から食事とドリンクが提供されますし、スポンサー企業からさまざまなオンラインサービス、ソフトウェアの提供があるので実質的には得をします。(だから我々運営は毎度、手弁当の貧乏旅行をしている訳ですが。。。)

今回は、全国5箇所で開催します!そして、世界中からベンチャーキャピタリストが集まります。一部を紹介すると、Startup Weekendの創業者Adam Stelle氏、中国の技術コンサルタント企業Plus Eight Star CEOのBenjamin Joffe氏(投資家でもある)、元Google日本法人社長の村上憲郎氏などが参加します。

私は、今夜からスタートする仙台会場と、今回日本で初めて学生のみにイベントを提供する京都会場のサポートに行きます。会場で見かけた方は、ぜひ声をかけて下さい。

東京会場
京都会場
仙台会場
大阪会場
福岡会場

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