Google Gears から Gears へ

こちらは、Googlerの河内さんと、市川さんのセッションです。
このセッションは大量の立ち見がでるぐらいの超人気!
Google Gearsは昨年のGoogle Developer Day 2007の日本会場で初めて公開されたGoogleの技術で、今年のセッションも、ものすごく期待をしていたのですが、今年一年間は、バグフィックスや対応ブラウザを増やす事に注力していたような感じで目新しい事はありませんでした。
ちなみに、セッション名にあるように、Google GearsからGearsに名称が変更されました。基本的にGoogleが公開している技術で、Googleと名称がついていないものに関しては、オープンソースになっていると考えて間違いないです。つまり、Gearsはオープンソースになっているという事です。
現在、InternetExplorer, Firefox(Windows, Mac, Linux), Windows Mobile, Safari(もうすぐ), Operaに対応しています。
今後は以下のようなAPIが組み込まれるそうです。
Desktop API
Desktop Notification API
- ブラウザとは独立したネイティブのポップアップウィンドウを制御可能になる。
File System Access API
- HTMLの参照ボタンで、複数のファイルを一括で選択可能になる。
BLOB API
- JavaScriptからバイナリデータへのアクセスができるようになる。
Resumable Upload API
- Large Upload 巨大なファイルのアップロード中に回線がきれてもレジューム可能
Geolocation API
- ロケーション情報を取得できる。
面白いGearsの使い方としては、FirefoxのGreasemonkyを利用して既存のWebサービスをGears対応するとか、検索機能の無いサービスをGears対応する事によって、Gearsで検索できるようにするといった内容があるようです。
Gearsを利用する大きなメリットの一つとして、workersと呼ばれる技術(ウェブサイトにおけるスレッドのようなもの)によって、サーバとの通信をUIの操作から完全に独立させられる事。デモを見せてもらいましたが、バックエンドで重い処理をさせてもUIがサクサク動いているを見る事ができました。
プレゼンテーションをGears対応する事によって、プレゼンをする会場がネットにつながっていなくても資料を見せられるというようなデモもされていました。
オープンソース http://code.google.com/jp/gears
ダウンロード http://gears.google.com
API情報 http://code.google.com/intl/ja/apis/gears


